今日からはじまる伝統工芸
日本第一神霊泉として知られる有馬温泉。
その地で温泉を使った焼き物「有馬温泉焼」を考案いたしました。
「ぬくもりの湯」として知られ効能豊かな金泉は、
陶器に用いても千変万化の美しさをもたらしてくれます。
釉薬に用いれば、緑・黄・飴色・黒・・・。
絵を付けたなら、風雅な鉄砂色となって現れます。
この素晴らしい自然の恵みを生かし、まだ見ぬ美しさを求めていきます。
この工房で生まれる作品の一つ一つが、
手にしていただいた方の暮らしの彩りとなれば・・・
そう願いを込めて
温馨窯の想い
温馨窯の釉薬原料の多くはこの街でえられたものです。
思うのです
街には街の色があるように
創られるモノにもその街の色があると
手の中にいだかれた器は、この土地や人とつながっている。
だから、ここにしか無いモノになる。
そんな器を創りたい。
一つ一つ丁寧に、手間を惜しまず、そして、楽しみながら。
田中 光弥(たなか みつや)陶芸家
- 1967年 神戸生まれ
- 奈良・東京・千葉・埼玉・香川・西宮育ち
- 大阪学院大学商学部卒
- 20代で「李朝のやきもの」に魅了され、陶芸、篆刻、水墨画などを習いながら、陶芸家を志す
- 2001年 茶陶の匠、北風一三先生に師事
- 2005年 有馬温泉に「温馨窯」開窯
- 2007年 「有馬ならではの土産コンテスト」受賞